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今回、現在のメインマシンであるMac mini(M1)のポート拡張用にSatechi USB-C スタンドハブを購入したのでレビューします。
元々は、現在のメインマシンであるMac mini(M1)以前に使用していたMacBook Air(2019, Intel Core i5)用として、2019年当時Amazonで3,280円で購入したUSB-Cハブ(7in1)が、Mac mini(M1)でもそのまま使用できるため、これまでずっとそれを使用してました。
MacBook Air購入当時はマイクロSD/SDカード使用や、USB-C⇄USB-Aの変換等のためにUSB-Cハブは必須だったんですね。
(MacBook AirはUSB-C×2ポートしかありませんので)
その当時、個人的にはUSB-Cハブに高額な金額を払うのはあり得ない!(もったいない!・・・せこいですが)と思っていましたので、3,280円は正直ギリギリ上限という感じでした。
しかし、今回のSatechi USB-C スタンドハブは、1万円オーバーの(私にとっては)高額な製品ですが、買って大正解でした!
結論!
1.Mac miniとの相性は抜群、デザイン性・信頼性もバッチリ
2. ポートの拡張と共に、内蔵SSDにより余計なポートを占有することなく外部ストレージを増設できる
3. 設置スペースは実質不要
4. 周辺機器を色々と使うMac miniユーザーにはイチオシ

Satechi(サテチ)とはどんなメーカーなのか?
そもそもSatechi(サテチ)っていうメーカー名は、あまり聞いたことがない、という人の方が多いんじゃないでしょうか。
パソコン関連周辺機器のメーカーというと、日本ではバッファロー、エレコム、アイ・オー・データ、サンワサプライといったメーカーや、海外メーカーでは何と言ってもロジクール、ANKER(アンカー)と言った名前がポピュラーですからね。
Satechi(サテチ)は、2005年に設立されたカリフォルニアのサンディエゴに本社のある企業、ということで米国企業なんですね。
「米国企業」と聞いただけで、まずは中華系に比べて漠然的に「品質的には大丈夫そうかなぁ」と思いますよね。
Satechi(サテチ)の製品は、洗練されたデザインと高機能を兼ね備えた製品として、Apple製品の周辺機器やアクセサリーを数多く販売しているブランドです。
ですので、Apple製品との親和性は非常に高く、とってもおしゃれで機能性にも優れているというイケメンな製品で、USB-CアダプターはAppleの公式アクセサリーとしても販売されてますので、Macを愛用している人たちにとっては、とても信頼性の高いメーカーだと言っても過言じゃないと思いますよ。
Satechi USB-Cスタンドハブ(SSD内蔵タイプ)の概要
Satechi USB-Cスタンドハブ(SSD内蔵タイプ)について、ポートの仕様を中心に概要を説明します。

主な仕様は以下の通りとなります。
対応機種 | M1 2020、M2/M2 Pro 2023、Mac Studio 2022 ※スペースグレー及び2018年以前のMac miniは非対応 |
インターフェイス | ①USB-C ×1:最大5Gbps、PD非対応、且つ映像出力は不可 ②USB-A ×3:最大5Gbps、充電やApple Super Drive含めCDドライブには非対応 ③microSD/SDカードリーダー ④3.5mmオーディオジャック |
Macとの接続 | USB-C |
SSDスロット | M.2 SATA SSD(NVMeには非対応) |
サイズ | 19.7×19.7×1.76cm、403g |
仕様上の注意点(ちょっと残念なところ)
仕様を見てお分かりかもしれませんが、いくつか注意点があります。
- USB-CはPD非対応なので、ノートPC等の充電には使用出来ません。
- USB-Cは映像出力も不可とのことなので、モニターの接続はMac本体側のUSB-CもしくはHDMI端子を使用する必要あり。
- USB-Aも同様に充電対応は不可。更にはApple製のSuper Driveも含めてCDドライブの接続も不可。
内蔵SSDはNVMeには対応せず、SATAのみ。※内蔵SSDはSATA、NVMe双方に対応するようになりました。(2024年7月5日修正)
充電もCDドライブも結局はUSB-Aポートからの電力が小さいため不可ということだと思います。
ですので、CDドライブでも外部電源があれば接続可能とは思いますが、多分今どきそんなCDドライブはほとんど無いですよね。
ただ、手持ちのiPhone SE(第2世代)は充電出来ましたので、小電力で充電できるものであればいけるってことですね。
内蔵のSSDについては、NVMeよりも読み書き速度の遅いSATAということで、上記のUSB-C、USB-Aポートの使い勝手と合わせてちょっと残念な部分ではありますが、この辺が使い方によってどうか?ですね。
Satechi USB-Cスタンドハブ(SSD内蔵)の使い心地は?
先の通りちょっと残念なところもありますが、個人的にはこれはもう言うこと無しに、買って大正解!って思ってます。
個人的にここが良い!と思うところをご紹介します。
まず何と言ってもMac miniとの相性が抜群!
わかってます。当たり前なんですよ。だってMac mini専用の製品なんですから。


今までのUSB-Cハブ(左)とSatechi USB-Cスタンドハブ(右)との違いは一目瞭然ですよね?
使い勝手以前の問題として、まず見た目が全く違いますよね。(色味の違いは撮影の腕のせいですのでご勘弁を)
Satechi USB-Cスタンドハブは「取って付けた」感が全く無く、Apple純正か?と思うほどMac miniにピッタリマッチしていて美しいんです。
それと「設置スペース」的なものは基本的に全く不要と言えますね。Mac miniの上方向の空間を若干必要とするだけですので。


あと、Mac miniを載せる部分は写真のようにMac miniの底面構造に合わせて凹んでますので、Mac miniがすっぽりと収まり、コネクターの抜き差しでもズレたりすることは一切ありません。(写真のMac miniは以前使用していた2018年以前のモデルですので、インターフェイスが現在のM1 2020とは異なってます)
また、Mac mini単体で使用していると、底面の出っ張り(黒い樹脂の部分)がツルツルした感じですので、コネクターの抜き差しの時などは本体がスルスル動いてしまい、ちょっとイラついたりしてました・・・
ところが、Satechi USB-Cスタンドハブの底面にはゴム足がついているので(次項の写真参照)、コネクターの抜き差しで本体が動くことなく、非常に安定した設置具合になり、イラつき感も解消されてとても気持ちが良いです!
使い勝手もとても良い感じです!
元々Mac miniはポートの数がそれほど多くない(USB-C ×2、USB-A ×2、HDMI ×1)ので、周辺機器を色々と使おうとするとポートが足りず、場合によっては抜き差ししながら使わないといけない場合もあるわけです。
また、Mac miniのポート類は背面(こちらが前面という説もありますが・・)に集中してますので、「抜き差し」するのはちょっと面倒なんですよね。
先ほどの写真では結構スッキリしてましたが、実際はUSB-Aとか埋まってしまってますので(下の写真左)、更に他のUSB-A機器(USBメモリとか)を繋ぎたい場合には、いちいち抜き差しして接続するか?、既存のUSB-Cハブを繋いで接続するか?、のどちらかの接続方法となり、わずかな作業の差かもしれませんが、おじさん的には微妙に面倒臭くて、それが為にその「抜き差し」に関わる作業自体(動画編集とか)をするのが億劫になったりしてました。


それがSatechi USB-Cスタンドハブを使用することで、Mac miniの前面側から増設のポート類にアクセスでき、余計な「抜き差し」も全く不要となりましたので、いやぁ、すごく使い勝手が良くなりました。
あと、YouTube用として撮影したGoProの動画データをmicroSDから読み込むのに、必ずUSB-Cハブを使用する必要があったものが、これもハブの抜き差し不要で、前面から直接アクセスして読み込みできるというのは、すごく楽ちんで、もう夢のようです!(大袈裟??)

SSDを内蔵できるのが、便利この上無し!
現在のM1 Mac miniのスペックはメモリ 16GB、SSD 512GBの構成です。
本当はSSDを1TBにしたかったのですが、更に28,000円だったか?高くなってしましますので、それなら1万円くらい出せば4TBの外付けHDDが買える時代ですので、その方がいいかと512GBまでにしました。
これはこれで正解だった、とは思ってますが、結局は先ほどの通り「抜き差し」をどう考えるか?なんですね。
「金がない奴は、そのぐらい我慢せい!」ということなんだと理解はしつつも、作業中の抜き差しって結構面倒で、更にはHDDを抜く場合には一応(Macの)Finder上で「取り出す」操作をしてから抜く、みたいなことも必要なので、やっぱり「あぁ〜、いちいち面倒臭せっ!!」ってなってしまうんです。
おじさんになってくると、ちょっとしたことでもなんか面倒臭くなってくるんですよねぇ。
そんな身勝手なおじさんの強い味方が「SSD内蔵」ですっ!!

実は、Satechi USB-CスタンドハブにはSSD内蔵機能の無いタイプもあります。(こちらは2018年以前のMac miniも接続可能)
AmazonではSSD内蔵有無で3,500円ほどの価格差がありますので一瞬迷いましたが、外付け用ケースを買ってもそのくらいの価格したりしますので、それだったらもう迷う必要なし!とSSD内蔵の方を選びました。
ちなみに、内蔵用のSSDはAmazonでTimetec社の2TBを9,980円で購入しました。
Amazonで探す限りでは、そもそもSATAのSSDの種類がそれほど多くないのと、2TBのものも少ないという感じで、NVMeのSSDに比べると選択肢は少ないように思いますね。
そんな中で、私の購入したTimetec社の2TD SATA 内蔵用SSDは価格も9,980円と1万円を切っての2TBということで、結構お買い得だったのではないかと個人的には満足しちゃってます。
(まぁ、今後使っていった時の読み書き速度がどうか?とか品質はどうなんだ?というのはまだわかりませんが、まずはコストパフォーマンスから見てもいいんじゃないでしょうかね)
使い勝手は全然いいですね。
特に動画用のデータとかは結構な容量になるので、Mac mini本体に保存してしまうとすぐに容量オーバーとなってしまうため、どうしても外付けで保存要なのですが、その際の抜き差しが不要になったことはとても大きいです。(小さなストレスが無くなる感じですね)
これで、Mac mini本体には極力アプリのみとして、データ類をこのSSDに保存するということで役割分担をして使って行けば、当分容量を気にする必要はなさそうですね。

まとめ 【Satechi USB-CスタンドハブはMac miniの「一部ユーザー」には絶対おすすめ】
「一部ユーザー」って随分限定的だなぁ、って思うかもしれませんが、Mac miniをどういう使い方をしているか?によりますからね。
正直、メール、Web、オフィス関連アプリ等をメインで使っているような人(=周辺機器をほとんど使用しない人)には15,000円近い金額(内蔵SSDまで含めると25,000円近い出費!)を出してまで買うメリットはほぼほぼ無いと思います。
ただ私の場合のように、動画関連でマイクロSDからの読み込みや、アフレコ用マイクの接続、更に動画データの保存、編集用のHDD等のストレージの使用、USBメモリの使用、更には別アプリでも液晶タブレットを使ったり、と様々な周辺機器を使いながら作業をしたりすることがちょくちょくある人にとっては絶対におすすめできる製品だと思います。
Mac miniユーザーにとって、USB-Cハブを追加して、更にSSDで保存容量の拡大ができて、それでも余計な設置スペースは不要、という「一粒で3度美味しい」という、ほぼ無双状態の製品ではないでしょうか。(ちょっと褒めすぎ??)
ちょっと残念なところ
● USB-Cは映像出力も不可なので、モニターの接続にはMac本体側のUSB-CもしくはHDMI端子を使用する必要あり
● USB-Aも同様に充電対応は不可。更にはApple製のSuper Driveも含めてCDドライブの接続も不可
● 内蔵SSDはNVMeには対応せず、SATAのみ ※内蔵SSDはSATA、NVMe双方に対応するようになりました。(2024年7月5日修正)
→残念じゃなくなりましたね!
おすすめポイント
● ポート拡張だけでなく、外付けストレージも増設したい人には一石二鳥
● 余計なスペースは一切不要
● Mac miniとのデザイン含めた親和性は抜群
Mac miniを使用されている方で周辺機器を色々と使用される方は、一度検討をしてみてはいかがでしょうか?

